還元率はオンカジを少ない予算で長く遊ぶための注目要素
オンラインカジノのスロットはとにかく種類がたくさんあるから、どれで遊んだらいいかわからないという悩みがある人も多いんじゃないかと思う。
なかには、オンカジのスロット選びを放棄していて、適当に選んで打ってしまっている人もいるかもしれない。だけど、それはちょっともったいないやり方だ。
オンラインカジノのスロットは、一見するとどれも似たような感じで、何を選んでもそれほど変わらない印象が強い。
もちろん、オンカジのスロットに「極端に大きな違い」があるわけではない。だが、それぞれの機種に「小さな違い」があることだけは、事実なのだ。
その「小さな違い」というのは「RTPの違い」だ。オンラインカジノのスロットを選ぶときは、このRTPが高いスロットを選んだほうがいいということになっている。
RTPが高いスロットで遊ぶことはスロットの基本である。そこに発生する「小さな違い」は、オンカジを利用する時間が経てば経つほど、積もり積もって大きな違いになることにもなるだろう。
RTPはオンカジで遊ぶ以上知っておくべき基本的な知識
RTPというのは“Return to player”の略語で、オンラインカジノにおける「還元率」を表す言葉だ。この言葉は、オンカジのスロットで遊ぶうえで必須の基本的な知識ということになっている。
RTPというのは「賭けた人間に対してどの程度の金が返ってくる可能性があるか?」というのを、パーセンテージであらわしたものだ。
たとえば、あるスロットのRTPが100%であるならば、そのオンカジのスロットは、最終的にプレイヤーに賭け額の100%が勝利金として帰ってくる可能性があるスロットであるということになる。
もちろん、オンラインカジノにおけるRTPというのはあくまで「割合」であり「数値」でしかないので、確実性を意味するものではない。
RTPの見方というのは「絶対帰ってくるもの」としてではなく、「長時間プレイした場合に、投入した軍資金が戻ってくる可能性が高いもの」くらいの目安として参考になる程度のものだ。
参考でしかない以上「小さな違い」でしかないわけだが、この小さな違いを参考にせずにオンラインカジノのスロットを選んだ場合、回収できるはずの軍資金が回収できないというようなことも起こりうる。
たとえば、オンカジでの入金不要ボーナスを利用したプレイなどでは、限られたベット数で確実な勝利を得なければならないが、ここでRTPが高いスロットを選択しておけば、入金不要ボーナスに設定された賭け条件を達成する確率も若干上がるということがあるわけである。
オンカジのRTPはライブカジノよりもスロットが高い
オンラインカジノにおけるRTPは、ライブカジノの数値よりもスロットの数値のほうが全体的に高い傾向にある。
ライブカジノのRTPが90%弱前後に設定されているのに比較して、スロットというのは95%〜98%と、かなり数値に差が出ているのが、オンカジの特徴ともいえるだろう。
ちなみに、オンラインカジノ以外のギャンブルだと、パチンコ・パチスロが80%、競馬などの公営ギャンブルだと70%が相場であり、オンカジというもののRTPの高さは極端に際立っているということができる。
RTPを重視してオンラインカジノのゲームを選ぶのであれば、ライブカジノではなくスロットを選ぶのが上策であるし、そのスロットのなかでも95%〜98%まであるRTPのなかで、より高いものを選ぶのが攻略の鍵となる。
もちろん、オンカジのゲームのよしあしというのはRTPの高低によって左右されるのではないため、純粋に楽しみたいのであれば、RTPを気にせず、スロットではなくライブカジノで遊ぶという選択も、もちろん大いに結構だ。あくまで参考、目安でしかない。
ただ、入金不要ボーナスを使ったプレイなどでは、その入金不要ボーナスの種類によっては「スロットでしか使えない」というようなことも起こりうる。
むしろ、スロットでしか使用できない入金不要ボーナスというのは、オンカジではよくある設定だ。
前述したように、スロットでしか使えない以上は、入金不要ボーナスの消化はRTPの高さだけを重視して選ぶのがベターな選択ということになるのは明らかだろう。
オンラインカジノにおけるRTPをひと言でまとめるならば、ひとまず、「オンカジを少ない予算で長く遊びたいと考えている人にとってもっとも重要な意味を持つ数値だ」と言うことができそうである。